特別展「江戸の博物絵師 関根雲停-牧野富太郎が愛した植物画」を開催【牧野記念庭園記念館】

夾竹桃

 牧野記念庭園記念館は、2010年8月にリニューアルオープンし、今年で10周年を迎えます。そこで、リニューアルオープン最初の特別展で取り扱った関根雲停の植物画を、新たな研究成果を盛り込んで展示いたします。

関根雲停(1804-1877)は、江戸時代後半に活躍した絵師です。その筆致には、植物の生い茂る様を捉えたようなおもしろみがあります。牧野富太郎(1862-1957)は、雲停の植物画に魅せられ、若い頃に郷里高知県の知人から、雲停の植物画を譲り受け、晩年にはそれらの敷き写しを画家の大前静氏に依頼しました。

本展では、博士がつくらせた雲停の模写図を展示し、あわせて大前氏のご遺族が練馬区に寄贈した模写のための下絵を、初公開いたします。また、雲停の魅力をより一層知っていただくために、雲停が描いた渡来植物の図を期間限定で展示いたします。

ギャラリートークでは学芸員が見どころを詳しく紹介します。皆様お誘いあわせのうえ、牧野記念庭園にぜひお越しください。

開催概要

会期

令和2年7月15日(水曜)から9月6日(日曜)

概要

企画展示:午前9時30分から午後4時30分
開園時間:午前9時から午後5時
休館日:毎週火曜日
費用:入場無料
場所:牧野記念庭園記念館(東大泉6丁目34番4号庭園内)

展示日程

(1)「ヒヤシント図」(国立国会図書館蔵、服部雪斎と共作)

7月15日(水曜)から7月27日(月曜)
(2)「椰子萌芽図」(国立国会図書館蔵)とその写生図(雑花園文庫蔵)

7月29日(水曜)から8月10日(月曜・祝日)
(3)江戸幕府の医官 久志本常珍旧蔵の植物図

8月12日(水曜)から9月6日(日曜)

会期中のイベント

講演会「江戸の博物絵師 関根雲停の世界‐牧野富太郎旧蔵品を中心に」

日時:7月19日(日曜)午後2時から午後3時
場所:牧野記念庭園講習室 定員:30名 費用:無料
事前申込制(7月9日締め切り)
申込方法:郵便往復ハガキまたは電子メールで
(1)氏名(2)住所(3)電話番号を記載して牧野記念庭園記念館まで
ハガキ:〒178-0063 東京都練馬区東大泉6-34-4
メール:event@makinoteien.jp

ギャラリー・トーク(学芸員による展示解説)

日時:日時:8月9日(日曜)、9月6日(日曜)
各日3回 Ⓐ午後2時30分 Ⓑ2時50分 Ⓒ3時10分

場所:記念館企画展示室 定員:30名 費用:無料
当日受付 (各回とも午後2時20分から受付開始)

企画展についてのお問い合わせ

練馬区立牧野記念庭園記念館
電話:03‐6904‐6403

チラシは以下のリンクからダウンロードできます

交通案内等

交通案内等は、下記のリンクをご参照ください。

お問い合わせ

みどり推進課花とみどりの相談所

電話:03-3976-9402

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引用元:練馬区公式ホームページ

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