練馬区の治安を良くするために、みんなボッチになろう

日本の殺人事件の50%は親族間殺人

殺人事件の約半分は親族間殺人である。

治安の良い日本でそんなことってあるの?と思う方もいらっしゃるでしょう。でもこれは事実です。

法務省が公開した犯罪白書によると、近年は全体の殺人事件は減少傾向ですが、殺人事件のうち親族間が対象となった事件は諸外国と比べても日本はとても高い数値を示しています。


例えば、2018年に全国の警察が摘発した殺人事件は全体で886件、そのうち418件が親族間の殺人事件でした。割合としては47.2%になります。もう少し前の2016年では殺人事件の数は770件でしたが55%が親族間殺人でした。

日本での親族殺人の割合は諸外国と比べてもトップクラスといえます。

少し古いデータになりますが、1983年の犯罪白書では下記のような順位になっています。

1.日本(41.3%)
2.イギリス(38.5%)
3.ドイツは24.2%
4.アメリカ(16.9%)

このように日本で発生する殺人事件は親族が対象の割合が諸外国に比べても多いのです。

2019年に練馬区で起きた親族間殺人

練馬区に住む私たちにも記憶に新しいのが2019年6月、東京・練馬区の自宅で元農水次官の父親(77)が長男(享年44)を刺殺した事件です。

自らの息子を殺した70代の父親はその動機として「川崎市の20人殺傷事件が頭に浮かび、息子が周囲に危害を加えないようにしようと思った」と述べています。

川崎市の20人殺傷事件とは同年5月28日、神奈川県川崎市で起こった50代の男性が刃物を持って無差別に襲いかかり、小学6年生の児童と39歳男性が死亡した事件のことです。

この事件が報じられるとネット上では「死ぬなら1人で死ね」といった過激な言葉が飛び交いました。

息子を刺殺した70代の父親はこの事件の報道されるのを耳にするたびに、息子が将来、同じような事件を起こすのかもしれないと不安を覚えたのかもしれません。

1996年に湯島で起きた親族間殺人

他にも親の子殺しとして記憶に残っている事件に1996年11月6日に発生した東京湯島・金属バット撲殺事件があります。

この事件は、東京都文京区湯島に住む団体職員の父親(当時52歳)が「自宅で息子を殺した」と警視庁本富山署に自主したことで発覚した事件です。

息子は常日頃から両親に家庭内暴力を繰り返していました。両親はなるべく長男を刺激しないように理不尽な要求にも可能な限り答えてきたそうです。しかし状況が改善されることがなく、日に日に暴力はエスカレートしていきました。父親は疲弊し精神的にかなり追い詰められていきました。

殺害を実行した朝も、寝ている長男の顔を見ながら、「本当に殺すしかないのか」と直前まで悩み続けたといいます。

しかい、以前息子に「殺すぞ」と言われたことを思い出した途端、「今日も殴られるんだ。そしてこれからもずっと殴られるんだよなぁ。このままだといつか自分たちは死んでしまうなぁ。」という思考がよぎってしまい…

将来を不安に思って金属バットと縄を使って寝ている息子を殺害しました。

親族間殺人の対策は総ボッチ化生活

この2つの悲しい事件から言える事は、

「親と子はいつまでも一緒に住んではいけない」

と言うことです。

私自身の記憶を思い返してみても身内同士だとお互いの嫌なことを遠慮なく口に出してしまいます。

自分が不満に思っていることや不快に感じていることをつい口に出してしまうので聞いているほうも大抵不快になります。

恋人や仕事上の取引先といった関係なら、相手をフォローするような優しい言葉を掛け合うことになるでしょう。しかし何年も同じ家に住んで相手の嫌な面を何度も見たり、自分に向けられたりした経験がある身内ではそうはいきません。大抵、「そんなのお前が悪い」「お前は〇〇だから無理だ諦めろ」などといった煽り、侮辱するような言葉が出てきます。

これが配偶者ならば、「離婚する」と脅せば態度を改めてくれるかもしれませんが、経済的に依存している子供の場合はそうはいきません。親の機嫌を損ねれば衣食住を失う可能性がありますし、そうでなくても娯楽や自由を制限されるという罰を受けます。経済力が無い以上、一方的にボコられるしかありません。児童相談所に相談しても親は「教育だ」と言ってしまえば何もできません。仮に親から離れることができても、今度は経済的に自立できないので施設に入ることになります。施設に入れば今度はそこの大人たちが敵に変わります。問題は何も解決しません。なので、どれだけ煽られ侮辱されようとも、時には暴力を振るわれようとも愛想笑いを浮かべてその場をやり過ごすしかないのです。

このような環境で過ごした子供もいつかは大人になります。そして社会に上手く適合できなくなった場合、その怒りの矛先は身近な家族に向かう確率がとても高いのです。幼少期に受け付けられた価値基準は大人になっても、その人に大きな影響を与え続けるからです。

そうして無職になり失うものは何もない状態になれば「どうせもう死ぬしか無いのなら、先に親を殺してしまおう」と考えても不思議ではありません。そして何かがきっかけで、最後には本当に相手を殺害してしまうのです。

このような親族間の殺人事件を防ぐにはどうすればよいでしょうか?

それは、別々の場所に離れて暮らすことです。

この世で1番嫌いな相手と遠く離れた場所に住んでいればこのような親族間殺人は防げます。

そのために国が子供が18歳になったら親と別居できるような制度を作るべきだと思います。

ボッチのメリット

そもそも人は1人の方が健康的に生きられるのです。子供の頃ならともかく成人してからは特にそうです。

独りでいることのメリットには次のようなものがあります。例えば、

・いつでも死ねる
・死ぬ気なら何でもできる
・生涯の伴侶に裏切られる苦しみがない
・生涯の伴侶を失う苦しみがない
・我が子の死に悲しむ必要がない
・我が子を殺す心配がない
・我が子に殺される心配がない。

そのため練馬区民である私は、練馬区民は安全のために総ボッチ化をお勧めします。自宅で仕事の事さえ考えなければストレスフリーでの毎日を過ごせます。

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