カボチャの天ぷら踏んで転倒、「靱帯痛めた」と提訴…スーパーに賠償命令

 スーパーのレジの前に落ちていた総菜の天ぷらを踏んで転倒し、右膝の靱帯(じんたい)などを痛めたとして、東京都練馬区の男性(35)が大手スーパー「サミット」(東京)に約141万円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁は8日、同社に約57万円の賠償を命じる判決を言い渡した。


 同社側は「総菜を踏んで転倒するのは極めて例外的な出来事で、事故を予防するのは困難だった」と主張したが、長妻彩子裁判官は、店舗内での転倒事故350件のうち、野菜くずなどの落下物が原因のケースが67件に上るとした消費者庁のデータを基に「想定外の事態とはいえない」と指摘。「店側はレジ周辺の安全確認を徹底する義務を尽くさなかった」と述べた。

 判決によると、男性は2018年4月、仕事帰りに夕食を買うため「サミットストア練馬春日町店」を訪れ、カボチャの天ぷらを踏んで足を滑らせた。

 総菜売り場は、客がトングで品物を取ってパックや袋に詰める形式で、長妻裁判官は「パックや袋詰めの不備から、客がレジに向かう途中で総菜を落とすことはあり得る」と指摘。

一方、原因の天ぷらが縦13センチ、横10センチの大きさだったことから、「原告も容易に落下物に気付くことができた」とも述べ、賠償額を減らした。

引用元:BIGLOBEニュース

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