イースト、龍溪溪書舎の一次資料復刻版2600点をデジタル化  「入手困難資料」の解消を目指す

 イースト株式会社(東京都渋谷区、社長:熊野哲也)は、龍溪書舎(東京都練馬区、社長:北村正光)が出版し、市場で入手が難しい書籍をすべてデジタルで復刻します。第一弾として明治後期の風刺漫画新聞「東京パック」の販売を紀伊國屋書店KinoDenで開始しました。今後、第一期分として2600冊の復刻を行います。


[画像: https://prtimes.jp/i/46987/3/resize/d46987-3-496280-1.jpg ]

 龍溪書舎は明治時代から戦中までの一次資料(原本)を収集、整理、編集し、書籍として販売しており、中には「明治後期産業発達史資料 全865巻」、「日本植民地教育政策史料集成(台湾篇 121巻)/(朝鮮篇 69巻)」、「日本近代教育史料大系 全44巻」、「蘭学資料研究 全24巻」、「近代日本学術用語集成 全33巻」なども含まれています。
 「龍溪書舎デジタルコレクション」の詳細は、以下で公開しています。
https://www.fukkoku.net/ryukei
 今まで、図書館の閉架にあり、禁帯出だった膨大な資料を、研究者が簡単にパソコンやタブレットからアクセスできることになり、この分野の研究が進むことを期待しています。また、手軽に触れていただけるよう、同時1アクセスの販売価格は、書籍の価格と同一としました。

 現在、「入手困難資料の個人向け無料配信」が計画されています。イーストでは、出版社が過去に出版した書籍を、著作権などの権利処理からデジタル化、目次設定、販売までトータルでサポートする「電子復刻」を2019年から開始しており、今回の龍溪書舎を含め6000冊の電子化実績があります。

 1960年代から2000年にかけては「日本の出版の黄金期」で、多くの良書が出版されており、価値ある書籍に対価を払う仕組み作りに取り組んでいます。
参考:「入手困難資料の個人向け無料配信」 https://hon.jp/news/1.0/0/30033

引用元:BIGLOBEニュース

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