カッパ捕獲許可証を取得して練馬区で河童の捕獲を試みる

河童は都市伝説なのか

私の地元でも河童が注意喚起をしている看板をよく見た記憶がある。
近所のため池(当時は”たっちゃん池”と呼ばれていた)に兄とよく通っていた。
どうやらその昔”たっちゃん”という少年がため池付近で釣りをしていたところ河童に襲われて亡くなったということ親から聞かせれた。(真実なのかは不明)
当時の大人は子どものために河童という伝説の生物を用いて危険な場所に立ち入らないよう工夫した結果だと思う。

「ー河童(かっぱ)や人魚を実在すると信じた
江戸時代本草学の水虎ー」より抜粋




この看板は見たことあるようなないような

地味に怖いわ

カッパよ。お前が落ちてどうする

そもそも河童とは

河童(かっぱ)は、日本の妖怪・伝説上の動物、または未確認動物。標準和名の「かっぱ」は、「かわ(川)」に「わらは(童)」の変化形「わっぱ」が複合した「かわわっぱ」が変化したもの。河太郎(かわたろう)とも言う。ほぼ日本全国で伝承され、その呼び名や形状も各地方によって異なるが、芥川龍之介の1927年の小説『河童』によって知名度が上がり、代表的な呼び名となった。
参照:Wiki

やはり伝説路線が濃厚か。
では、日本全国で河童の目撃情報があるのはどう説明がつくのか。以下練馬区ではないが各地の河童の目撃情報を列挙する。

埼玉県飯能市【1975年6月】
農家のY夫婦が畑仕事中に森の中から河童のような生き物が暫くこっちを見ていた。「おーい」と呼びかけると後ずさりしながら森の中に消えていった。

高知県【1989年5月】
四万十川で釣りをしていた期間工(23歳)が川の中央に皿のようなものを目撃。流れに逆らって上流へ進んでいた。皿は川の中に沈んだり浮いたりした後に川の中に消えていった。

北海道【1999年1月】
渚滑川付近で身長1メートル位、全身緑色の奇妙な二足歩行の生き物を近所に住む小学生が目撃。不審に思い近くにあったガラ(石)を投げつけ撃退。父親から褒められたと言う。

千葉県南房総市【2000年7月】
ミカン畑で明らかに河童がミカンを食べていたのを管理者のM氏が目撃。河童に恐る恐る「おみやげ持っていくかい?」と話しかけると河童は申し訳なさそうに山に戻っていった。河童はみかんの皮を剝いて食べていたという後日談も。

茨城県つくば市【2002年8月】
その日は大雨だったと目撃者のN氏は語る。某公園のランニングコースを傘をさして散歩していると前方から全速力で河童がこっちに向かってきた。河童は頭の皿を両手で庇うようにしてN氏の横を駆け抜けていった。すれ違いざまにすさまじい生臭さを感じた。

群馬県【2005年3月】
祭りの準備に追われていた当時32歳(公務員)が沼尾川付近の駐車場内で四足歩行の見慣れない生き物を目撃。生き物は2体いた。

いかがだろうか。
これだけの目撃情報があって伝説で済ませていいわけがない。
では東京都練馬区では河童の目撃情報はあるのか?

練馬区の河童目撃情報

ソースはツイッターではあるが数件「河童は練馬にもいる」とつぶやかれているのも気になる。ということで練馬区で河童を捕獲する準備に入ることに。

本気で河童を捕獲する準備を始める

とにかく河童を捕獲するための準備と作戦を立てることにする。

カッパ捕獲のライセンス

素人がカッパを捕獲していいわけない。
ちゃんと公式に発行されているカッパ捕獲許可証を獲得。
念のため2枚ゲットした。

捕獲のライセンス

河童をおびき寄せる準備

まずは主食である「きゅうり」でおびき寄せる作戦だ。
河童界隈もコロナの影響で活動を制限され餌が不足しているはず。独身の河童を想定しているが所帯持ちの河童もいると思うので多少多めに用意した。

大きめのきゅうり4本とズッキーニも用意した

そして万が一、河童の皿が乾いている場合を考慮してお水を用意する。私の予算で購入できる最上級の”超軟水”「オルデン」を用意した。
これでカラッカラの乾いている頭のお皿もベチャベチャにできるはず!

超軟水(硬度14)のOlden

さらにお色気でも攻めてみる。
雄雌で言うところの雌の河童を餌にする。
思春期ど真ん中の河童が現れるかもしれない!
ということで雌の河童2パターン用意した。まったく贅沢な河童だぜ。

女性の河童と言えばこれ。う~んセクシー

河童のクセに色気がやべーな

若干遺影に見えてしますのは私だけだろうか。
細かいことは気にせず捕獲に向けていざ出発!

捕獲へ向けてのトラップをしかける

練馬区内の某場所へ


カッパに関する注意書きはなかった

何かの骨を発見

うーむ。河童か?

きゅうり、異性の河童、水。これで完璧

やっぱ、遺影にしか見えなくなってきた

これで一晩待つことに。

翌日トラップを確認

20時間後、トラップを確認しに行くと何も変化はなかった。
カッパどころか蟻一匹寄り付いていなかった。
もっと言うと川沿いでストレッチをやっている青年や散歩しているご婦人から白い目で見られていたことは言うまでもない。
しかし、私は恥じるどころかすこぶる良い気分だ。
そう、愚行権を行使したからだ。

”愚行権(ぐこうけん、英語: the right to do what is wrong/the right of(to) stupidity)とは、たとえ他の人から「愚かでつむじ曲りの過ちだ」と評価・判断される行為であっても、個人の領域に関する限り誰にも邪魔されない自由のことである。 ”

私は、私の持ちうる権利を胸を張って行使したのだ。(と、自分に言い聞かせる)

次回捕獲に向けての作成会議はもちろん”やきとり河童”で

ところがお店はやってませんでした。残念!

いつか行きます

お店の紹介はこちらから
喜酔人は今日も直行直帰!
【駅遠酒場で超速0次会】やきとり 河童(大泉学園)

カッパ捕獲許可証の購入はこちらから

カッパ捕獲許可証
許可期間:令和3年4月1日~令和4年3月31日まで
価格:220円(内税)
購入先:遠野時間@shop http://tonojikan.shop-pro.jp/?pid=11485471
販売元から:カッパを捕獲して、仲良く遠野市観光協会に来ると・・・賞金1,000万円!!!
本当は遠野へお越しいただいた方のみ限定販売でしたが、好評につきネット販売しております。(ご購入はお一人様10枚までとなっております。)
裏面には「捕獲7カ条」があり、カッパ捕獲の際の注意事項が書いてあります!

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まとめ

・カッパの捕獲には公式な許可証が必要です。
・捕獲にチャレンジする場合は全て自己責任でお願いします。(川や沼、ため池は危険がいっぱいです)

情報・画像参照元
https://tanken.com/kappa.html
http://news-act.com/archives/48157947.html
https://youkaiwikizukan.hatenablog.com/entry/2013/11/29/171601
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%B3%E7%AB%A5

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