練馬区のお祭りについて（1）練馬まつり/光が丘地区祭

練馬区では夏から秋にかけてたくさんのお祭りが開催されています。地区ごとの小さなお祭りから、区をあげての大規模なものまで、その内容も様々です。その中でも特に大規模を誇る「練馬まつり」をご紹介しましょう。

「練馬まつり」10月の第3日曜日開催

開催会場はとしまえんをメインとしており、駅前でも各種イベントが行われる練馬区でも最大クラスのお祭りです。模擬店や展示ブーズ、体験ブースなどが出店するねりマーケット、地域のサークルが学校によるダンスや音楽のパフォーマンスが楽しめる4か所のステージ、練馬の産業見本市など様々なエリアがあります。特に2017年は練馬区独立70周年を記念したパレードを執り行うなど盛大に行われました。

としまえん内に設置されたねりマーケットは2か所あり、様々な出店が出ています。ひとつは区民ひろばと銘打たれたゾーンで、こちらでは練馬区の商店会や事業所がお食事や雑貨を提供したり、消防署やガス局などが体験ゾーンを展開したりしています。食べ歩きを楽しんだり、ここでしか手に入らないグッズを見て回ったり。特にEゾーンでは野外体験活動や木工教室、プロサッカーチームによるサッカー教室など様々な体験企画が目白押しで、小さなお子様でも1日楽しめます。また無料相談会やパネル展示などもあり、普段敷居が高い弁護士会や建築事務所などを身近に感じることもできます。もうひとつのエリアは健康フェスティバルやエコスタイルフェアといったテーマの決まった出店がされています。健康フェスティバルゾーンでは栄養士による食育についての展示やアルコール体質判定コーナ、薬剤師会の相談会など健康に関する展示やPR活動が行われており、健康チェックにもぴったりです。また、エコスタイル・フェアには水道局や環境課、リサイクル事業協同組合などが出店。エネルギーやエコロジーについて考えるきっかけとなる展示や体験会を行っています。

練馬まつりの見どころはもちろんねりマーケットだけではありません！としまえん内の4つのステージで行われるパフォーマンスも幅広く圧巻です。コーラスやチアリーディング、和太鼓など圧巻のパフォーマンスからヒーローショー、スポーツチャンバラなど皆で楽しめるアトラクションまでこちらも1日中楽しめるプログラムで見るだけでも楽しいです。
また、としまえん内だけではなく駅前でも様々な催し物が行われています。西武池袋線練馬駅北口付近でも、ステージやアニメカーニバルなど楽しい催し物がたくさん！特にアニメカーニバルではライブやキャラクターショーなど、アニメ制作スタジオの多い練馬ならではのイベントが企画されており、例年多くの人が訪れます。
練馬まつりの会場、練馬駅は西武池袋線。池袋駅から西武線で直通9分と交通アクセスも抜群に良いです。駅を出て北口から出て少し歩いた場所にある平成つつじ公園・練馬文化センター周辺が会場になります。また、としまえんは西武池袋線豊島園駅の目の前にあります。

池袋駅から直通12分、あるいは都営大江戸線でもアクセス可能です。臨時駐車場の用意もありますが、台数が少ないため可能な限り公共交通機関を利用することを心掛けたほうが良いでしょう。
盛大な催し物が多く、区民だけではなく多くの人から注目を浴びている練馬まつり。今年は街全体のお祭りムードを感じてみてはいかがでしょうか。

「光が丘地区祭」10月の第一週開催

このような盛大なお祭りのほか、練馬区では様々な地区祭が行われています。そのうちの一つ、光が丘地区祭は特に規模の大きなお祭りです。10月の第一週に行われるお祭りで、光が丘区民センター、光の広場、ふれあいの径の3か所を会場として行われます。2017年のメインテーマ「ふるさと光が丘」、サブテーマ「ひとコミュニケーション、まちコミュニケーション」からもわかる通り地域のコミュニケーションを図るためのお祭りで、小学生からお年寄りまで、地域の方の絵画や習字、生け花、手芸を展示したりよさこいや合奏の発表会があったりと地元密着型のお祭りになっています。地域ボランティアや近隣農家、山形・福島・岩手・山梨の方々が模擬店を出店しており、各都市との交流も楽しめるのも魅力です。時間が10時から17時と比較的早い時間で、小さなお子様連れでもおでかけしやすいです。夕方には終わってしまうので早めの参加をお勧めします。

練馬区内にはほかにも盆踊りをはじめとして様々なお祭りがあります。区のホームページでも一覧がありますので、お近くのお祭りを調べてみるのはいかがでしょうか。