【東京】原宿 竹下通り暴走 車から灯油入った容器。「大阪から来て暴走させた。死刑制度に対する報復」

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2019年1月1日 12時09分

1日未明、東京・原宿の竹下通りで車を暴走させて歩行者8人を次々にはねたとして殺人未遂の疑いで逮捕された21歳の男の車から、灯油が入った容器が見つかっていたことがわかりました。警視庁は、灯油を積んでいた目的を調べるとともに、意図的に車を暴走させたとみて詳しい経緯を捜査しています。


1日午前0時10分ごろ、東京・渋谷区神宮前の竹下通りで、明治通り側から入ってきた軽自動車が逆走し、歩行者8人を次々にはね、このうち練馬区の19歳の男子大学生が意識不明の重体になっています。

警視庁は、軽自動車に乗っていた住所、職業不詳の日下部和博容疑者(21)を殺人未遂の疑いで逮捕し、乗っていた軽自動車を調べたところ、灯油が入った容器が見つかっていたことがわかりました。

容器は100リットル入りで、灯油は20リットルくらい入っていたとみられるということです。何の目的で車に積んでいたのか調べています。

また、ほかにも目撃者の男性に対し車から降りて殴りかかっていたこともわかりました。男性は軽いけがをしたということです。

捜査関係者によりますと、当初「テロを起こした」という趣旨の供述をし、その後の調べに対し「大阪から来て車を暴走させた。死刑制度に対する報復でやった」と供述しているということです。

警視庁は、意図的に車を暴走させたとみて詳しい経緯を捜査しています。

飲食店の店主「何人も倒れていた」
竹下通りで飲食店を経営している男性は「深夜の事務作業をしているとパトカーが通りを走って行くのが見えて何かあったのかなと思った。その後、仕事を終えて通りに出ると、男性が倒れていて、現場に近づくにつれて何人も人が倒れていた。現場を訪れた時はすでに救急隊が駆けつけて救助に当たっていた。悲惨な状況だった」と話していました。

竹下通りで衣料品店を営んでいる男性は「仕事が残っていたので昨夜遅くに店に来たら、人が倒れているのを見た。当時、歩行者はまばらで、警察から話を聞かれている人もいた。竹下通りでこのような事件が起きてショックだ」と話していました。

引用元:2NN

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