神妙な面持ちの菅原氏「私が通夜に出るつもりだった」

 選挙区の有権者に秘書が香典などを渡していたとする公職選挙法違反疑惑が報じられた菅原一秀経済産業相(57)が25日、辞任した。9月の大臣就任から1か月あまりのスピード退任となった。

 首相官邸に辞表提出後、国会内で報道陣に対応した菅原氏は神妙な面持ちで「懸案山積の中、自らの問題で職を辞することになり、おわび申し上げたい」と述べ、深々と頭を下げた。

 24日発売の週刊文春は、公設秘書が17日に地元・東京都練馬区内の支援者の通夜で香典を渡したとの記事を掲載。他にも、通夜などで飾られる枕花などを有権者らに贈っていたと報じた。

 公職選挙法は、政治家が選挙区内で金品を寄付することを禁じ、違反者には50万円以下の罰金が科される。ただし、本人が葬儀に出席して香典を持参する場合などは罰則の対象にならない。

 菅原氏は秘書が通夜で香典を渡したことを認めたうえで「私が通夜に出るつもりだったが、台風19号の閣僚会合が急きょ入ったため、翌日の葬儀に香典を持参した。秘書も渡していたことは後で知った」と釈明し、違法性の認識がなかったことを言外ににおわせた。

 菅原氏は練馬区出身。9月11日の内閣改造で初入閣した。

引用元:BIGLOBEニュース